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EVENING GLOW OF BETRAYAL ~1~

[The prologue of betrayal]

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―3年前、リバティーシティの歴史から意図的に省かれた『事件』、





―その詳細を知るものは少ない、




―詳細を知る者の中でも、具体的に誰が誰と何処でどう関わり、どうなったのか、それを知るものは極一部だった





―『事件』はニュースにも新聞にも報じられる事はなく、それを知る者の中でだけ『生き続けた』




―そしてその『事件』は、寄生虫のように、それを知る者を縛りつけ、血を吸い続けた



―ただ一つ寄生虫と違う点があるとすれば、その『事件』の記憶は死ななかった




―どんなに幸せになろうとも、どんなに常識外れ事が起きようとも、それを忘れさり、殺すことは出来なかった



―そして寄生虫はやがて『過去』と成り果て、さらに知る者を縛り付けた




―未来の存在さえ確定していない世界ではこの『過去』の存在は何よりも重く、何よりも残酷に血を吸い続けた








――――リバティーシティ、セントマークス A.M.3:24――――
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ドミニク「・・・まさか向こうから呼び出し食らうとはな」




―彼の名はドミニク・ブラック



―3年前まではイギリスの暗殺組織、『ルバーチェ』の幹部として陰で暗躍していたが、前述の『事件』以来は組織を抜け、一人で仕事をこなしていった




―そして今、彼がLCにいるのもその仕事の依頼があったからである




―その依頼主というのは言わずと知れたポートランドを牛耳るイタリア系マフィア、『レオーネファミリー』



―基本的に彼は古巣にいたころの規則の影響で、依頼主の事情には干渉しない主義なのだが今回ばかりは干渉しないわけには行かなかった




―何故なら、彼が『事件』の関係者であるように、レオーネファミリーもまた、『事件』に深く、深く関わっていたからだ




グォォォォォ・・・・・・・・

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レオーネ「ボスがお呼びだ、乗れ」



ドミニク「すぐ隣なのに車で送り迎えたぁ随分と待遇がいいな」



レオーネ「いいから乗れ・・・」


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グォォォォ・・・・・グオォ


―ドミニクを乗せた車は仕事の依頼主、レオーネファミリーのボスの元へと向かった


―この車に乗ったときから全てのカウントダウンが始まっているということにも気付かずに・・・・


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レオーネ「着いたぞ・・・くれぐれもボスに失礼のないようにしろ」

ドミニク「・・・・ご親切にどうも」


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ドミニク(・・・あの『事件』の事を忘れてくれてりゃありがたいんだがな)

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ドミニク(んなわけないかぁ・・・・・・・)



To be continued・・・・・・・・・・